お知らせ

2022年4月22日(金)、春山莉沙弁護士が入所いたしました。


当事務所弁護士が講師を務めるセミナー情報です。

事務所主催セミナー

『海外国内のCDMO(医薬品受託開発製造事業)企業の買収のポイントと注意点』
【開催日時】2022年6月16日(木) 13:00~14:30
【開催形式】WEB配信 (Zoom Webinar)
【参加費】無料 (事前登録制)
【講師】中田順夫 (代表パートナー)
【申込】Webinarに申し込む


外部セミナー

企業研究会主催『事業会社による国内・海外でのベンチャー出資の実務 ~コロナ禍による影響も念頭に解説~』
【開催日時】2022年6月13日(月) 14:00~17:00
【開催形式】会場開催/WEB配信 (Zoom Webinar)
【参加費】有料 (事前登録制)
【講師】関口尊成 弁護士
【申込】セミナーに申し込む

GVA TECH株式会社主催『「知らなかった」では済まされない、海外M&Aの「落とし穴」と回避方法』
【開催日時】2022年7月7日(木) 12:00~13:00
【開催形式】WEB配信 (Zoom Webinar)
【参加費】無料 (事前登録制)
【講師】井上俊介 弁護士
【申込】 Webinarに申し込む


最近の関与案件

旭化成メディカル株式会社の米国子会社による米国Bionova Scientific社の買収について、中田順夫、関口尊成、井上俊介の各弁護士が旭化成メディカル株式会社のカウンセルを務めました。
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東部ネットワーク株式会社による株式会社東北三光の買収について、中田順夫、太田香の各弁護士が東部ネットワーク株式会社のカウンセルを務めました。
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現在継続中のM&A/JV案件 アメリカ3件、イタリア1件、メキシコ1件、中国2件、タイ1件、インド1件、インドネア2件、フィリピン1件、シンガポール2件、ベトナム1件、グローバル1件、国内24件など多数進行中。


最新トピック

『PUBLIC MERGERS & ACQUISITIONS 2022』
文責 中田順夫、太田香


 イギリスのLexologyという出版社が出しているGetting the Deal Throughシリーズとして今夏出版されるPublic Mergers and Acquisitions 2022 – Japan からの抜粋です。
 前半が太田香弁護士の執筆、後半が中田順夫弁護士の執筆です。
 外国企業向けの書籍ではありますが、皆様の中にもご興味ある方々がいらっしゃると思い、そのまま抜粋しました。
 日本の上場会社のM&Aの手段は大変多岐にわたり複雑で、特に外国企業には混乱を招きかねないので、買収の代表として公開買付、consolidationの代表として株式対価の合併を選び、それに絞って各項目を記載しましたので、分かりやすくなったかと自負しています。

『PUBLIC MERGERS & ACQUISITIONS 2022』詳細を見る


趣味紹介

『私の趣味』
文責 中井直子


 昔から比較的趣味は多い方で、子供の頃から大人になるまでずっと続けた習い事としてはピアノと茶道があります。ピアノは一時期、音大に行こうかと思ったほど好きで、ここ暫くは師匠にはついていませんが、時折また習いたいなと思うことがあります。音楽を聴くのも好きで、最近はなかなか生のコンサートに足を運べていませんが、ショパンコンクールもYouTubeで配信される時代になり、ひたすら聴き入っておりました。

 茶道は、祖母が自宅で裏千家の指導をしていて、私も物心ついた頃からお茶会やらお茶事に借り出されていました。門前の小僧がなんとやらで、知らないうちにお茶名を頂き、いつの間にか准教授にまでなっていましたが、祖母が指導を辞めてからはとんとやらなくなってしまいました。茶道は何より美味しいお菓子とお抹茶をいただけるのが食いしん坊の私にとってはご褒美です。四季折々の変化を感じられるのも、お花や茶道具や掛け軸といった茶道の先に広がる世界があるのも、奥行きの深さを感じます。

 最近になって、新たに始めたものもあります。ずっとやりたいと思いつつ、なかなかチャンスがなかったものを、このコロナ渦になり、ようやく始めることができました。弊事務所も早い段階から業務のリモート化が進んでいますが、社会全般のリモート化はこのコロナ禍で目覚ましい進展を遂げました。外になかなか出られない、人となかなか会えない環境の中で、私が一番恩恵を感じているのが、このリモート化です。

 私は、小学校6年生で『源氏物語』に出会って以来、自称源氏物語マニアです。いつか『源氏物語』の全巻を英訳するというのが、私の子供の頃からの密かに温めている野望です。何しろ54巻もあるので、その量たるや。その上、英訳をする以前に、古文で書かれた原文を理解する作業があります。当時の風習や文化、社会制度もさることながら、『源氏物語』の作者紫式部は当時の文化人なので、和歌や漢文の知識まで盛り込まれており、英訳をする以前の下準備にやることが沢山あります。ずっとカルチャーセンターや大学の講義等を受講して、原文の理解を進めたいと思っていましたが、なかなか通うとなると時間の捻出が難しく、ずっと断念していました。そこへ、コロナです。

 一気に、カルチャーセンターのWEB化が進みました。同時視聴のみならず、アーカイブやオンデマンド授業等、選択肢にバラエティが増えました。私にとっては、願ったり叶ったりです。ようやくここにきて、オンデマンドの源氏物語講座を受講することが出来ました。原文を第一巻の桐壺から読み進める講座で、授業から2週間、好きな時に好きな場所から何回もWeb視聴ができます。聞き逃したところは戻ることもできますし、速度を倍速にすることもできます。せっかちな私は、解説は倍速で、原文を読むところは普通の速度で聴いています。

 岩波文庫から出ている『源氏物語』の注釈本にメモや線を入れながら講義を聴いていると、自分1人で読むよりもずっと世界が広がります。先生が古語の解説をして下さることもありますし、当時の風潮や、引用部分の社会的な背景等の説明もあります。そして、何より発見だったのは、先生が原文を声に出して読むのを聞いていると、字面を追っているだけでは理解できなかった文意が、わかることがあるのです。『源氏物語』の一文は兎に角長く、字で追っていると、途中でよく分からなくなることがあります。それが、先生が文節を区切って、音読してくださると、頭にすんなり入ってくるのです。『源氏物語』の音読を聞いていると、風景が目に浮かびますし、当時は、『源氏物語』も伝承で読み継がれたところがあるので、読み聞かせに合った文調なのだろうと思います。

 そのような訳で、まだ英訳を着手するには至っていませんが、原文を読み進めるところはスタートできたので、これはコロナ渦の思わぬ副産物です。どうやら折しも、2024年の大河ドラマは主人公が紫式部のようですので、その頃までには原文の英訳をある程度進められたら…と思っているのですが、どうでしょう。

 その他、最近新たに書道に通い始めました。高校の頃、選択授業で習って以来の手習いです。子供があまりに破天荒な字を書くので、書道を習わせないと!と思ったのがきっかけでしたが、どうせならば自分も一緒にやろうと隣に机を並べて学んでいます。いつか、仮名でさらりと和歌を詠めるようになりたい、『源氏物語』に出てくる和歌を筆で書きたい、そんな風に思いながら、字の鍛錬もまた奥が深いです。その日の天候や自分の体調、気持ちが字に表れます。墨をすり、お手本を真似ているようで、ちっとも上手く筆が運びません。しかし、その小一時間の手習いが、自分と向き合う時間で、なんとも心地好く感じています。



本ニュースレターは、クライアントの皆様への一般的な情報提供を目的とするもので、法的アドバイスを提供するものではありません。個別案件については当事務所の弁護士までご相談ください。

中田 順夫 代表パートナー
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水落 一隆 パートナー
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