お知らせ

 2026年4月1日、長森建旺弁護士田中友理弁護士が入所いたしました。

 出版/寄稿
  ・関口尊成弁護士が執筆した「買収対象会社のシステム開発リスクとマネジメント手法」がMARR OnlineのWebマールに掲載されました。
・関口尊成弁護士と木下美希弁護士が執筆した「日印間のM&A取引 – 製造業における価値創造のための主要ポイント」(英語版:Indo-Japanese M&A transactions– Key levers for value creation in the manufacturing sector)がMARR OnlineのWebマールに掲載されました。

 事務所主催セミナー
 『海外事業売却・カーブアウト案件、成功のための実務』
 【開催日時】2026年5月27日(水) 13:00~14:30
 【開催形式】WEB配信 (Zoom Webinar)
 【参加費】無料 (事前登録制)
 【申込締切】2026年5月26日(火) 12:00まで
 【講師】中田順夫 弁護士
 【申込】Webinarに申し込む

 『企業買収時のPMIの多様化(オペレーション開始型/リスク対応型/課題解消型)とCase Study』
 【開催日時】2026年7月1日(水) 13:00~14:00
 【開催形式】WEB配信 (Zoom Webinar)
 【参加費】無料 (事前登録制)
 【講師】中田順夫 弁護士
 【申込】近日HPで案内予定

 外部セミナー
 損保総研主催 特別講座『保険代理店の経営戦略におけるM&Aの活用 ~保険代理店M&Aを成功させるために~』
 【開催日時】2026年5月26日(水) 18:00~19:30
 【開催形式】WEB配信
 【参加費】有料 (事前登録制)
 【講師】関口尊成 弁護士
 【申込締切】2026年5月19日(火)まで
 【申込】Webinarに申し込む

最近の関与案件

日精樹脂工業株式会社によるTOYOイノベックス株式会社との経営統合について、副田達也、井上俊介、太田香、辻裏光希、春山莉沙の各弁護士が日精樹脂工業株式会社のカウンセルを務めました。
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ヘリオス テクノ ホールディング株式会社による株式会社ホンダの株式取得について、井上俊介、名古屋秀幸、辻裏光希、春山莉沙の各弁護士がヘリオス テクノ ホールディングス株式会社のカウンセルを務めました。
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スタンレー電気株式会社による岩崎電気株式会社の株式取得について、水落一隆、井上俊介、太田香、名古屋秀幸、辻裏光希、春山莉沙の各弁護士がスタンレー電気株式会社のカウンセルを務めました。
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株式会社カンムによる株式会社バンカブルからの資産譲受けについて、井上俊介、辻裏光希の各弁護士が株式会社カンムのカウンセルを務めました。
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日本化薬株式会社による株式会社富士薬品からの富山第二工場を承継する子会社の株式取得について、井上俊介、辻裏光希、春山莉沙の各弁護士が日本化薬株式会社のカウンセルを務めました。
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現在継続中のM&A/JV案件アメリカ3件、スイス1件、ドイツ2件、メキシコ1件、タイ2件、インドネシア2件、マレーシア1件、シンガポール2件、ベトナム1件、中国1件、台湾1件、グローバル1件、国内40件など多数進行中。


最新トピック

『クリーニング・ファンド』
文責 中田順夫


2026年2月19日に、日本M&Aセンターのファンド・ビジネスの一環である、AtoG Capital組成ファンドによるマレーシアのCK MAC Global社のSPCを通じた全株式の買収と同社を傘下に入れたSPCの山善への売却案件がクロージングに至りました。本案件がユニークなのは、AtoG Capitalがその傘下のファンドを通じて2024年に一旦CK MAC Global社に一部出資の上、同社の東南アジア特有のcompliance/governance上の問題点やリスクをあらかじめ解消したうえで、compliance/governanceに対する意識が高くリスクに敏感な日本の上場会社(本案件では、株式会社山善)へ売却した点です。AtoG Capitalでは、このクリーニング・ファンドと呼ばれるべき新しいビジネスモデルにより活動しています。上記案件は、この画期的なクリーニング・ファンドの第一号案件となります。

日本の事業会社(特に上場会社)が直接買収案件を進めた場合には、ファイナンス・税務・法務・環境などcompliance/governance上の問題点が多々発見されて断念されるような案件でも、クリーニング・ファンド出資期間中に(業績アップによるvalue upとともに)これら問題点を解消・軽減することにより、無事買収に進んでもらえるようにするというのが狙いです。このユニークな発想は、海外M&A案件の現場を数多く見てきた日本M&Aセンターの大槻専務のオリジナルですが、あとから考えてみますと、私の方でもAllen & Overyのパートナー時代に、同様な発想を外資の世界で見てきていたことに気づきました。当時は、アジアでの欧米の会社によるM&A案件が頻発していたのですが、他方日本企業によるアジアでの買収案件はきわめて限定的でした。compliance/governanceに対する意識が高くリスクに敏感な日本の上場会社にとって、アジアの会社の買収案件は、DDの結果報告されるcompliance/governance上の問題点のために、なかなかクロージングにまで至らない状況でした。これに対し、欧米の会社によるアジアでの買収案件は、実は他の欧米のグローバル企業や欧米のグローバルファンドがアジアで保有していた会社の買収ばかりであることに気づきました。欧米企業クライントのM&A担当者にその点を聞いてみたところ、compliance/governanceの要求水準が高い欧米のグローバル企業やグローバルファンドが数年間にわたり保有しているアジアの事業会社のcompliance/governanceは、保有期間中に相応のレベルにまで改善されているので、たとえ買収金額が高めであっても、リスクが低く安心して買収できるということでした。クリーニング・ファンドは、まさにこの役割を担うことになります。

M&Aの現場でのビジネス上の強い要請がある中でのビジネスモデルですので、今後このクリーニング・ファンドを通じた海外M&A案件は順調に拡大していくものと予想されます。


趣味紹介

『入所のご挨拶』
文責 長森建旺


はじめまして、2026年4月に日比谷中田法律事務所に入所いたしました長森建旺と申します。この場をお借りして、ご挨拶申し上げます。

・自己紹介
富山県高岡市で幼少期を過ごし、中学校進学のタイミングで千葉県柏市に移り住みました。中学・高校と常総学院(野球部と期待されますが、残念ながら野球部ではありません。)で学び、法政大学法学部に進学いたしました。天性の天邪鬼を発揮し、理系進学を目指すクラスから法学部に進学したのですが、この選択が一度目の転機であったと感じております。学部3年時に、後に最高裁判事となられる高須順一先生のゼミに所属することになり、先生の人柄や生き方への憧れと、法律の勉強の楽しさに触れ、法曹を志すようになりました。
法科大学院修了後は、約4年半の間ファイナンシャル・アドバイザー(FA)としてM&Aに関与し、前職のフロンティア・マネジメントでは、上場会社同士のTOBや事業再生型のM&Aなど多数の案件を担当してまいりました。法科大学院時代、M&Aという言葉は何となく聞いたことがある程度で、「司法試験で組織再編が出題されたら諦めよう」と心に誓っていた身としては、ここでも天邪鬼を発揮し、司法試験合格後もすぐには司法修習へは進まず、M&A業界に入ったことが、二度目の転機だったように感じています。
前職時代に、M&Aは佳境に入ると、「学園祭の前夜」が続くような感覚があるなと感じていました。体力的・精神的に大変ではあるものの、社内外を問わず、時には相手方とも協力しながら一つのディールを作り上げていく過程には、大きな楽しさと充実感があります。こうした経験を通じて、弁護士としてもM&Aに関与したいと考えるようになり、当事務所に入所いたしました。

・趣味
過去のニュースレターを見ると、皆さん趣味について語っていたので、例に倣って私も少し趣味の話をさせていただきます。プロ野球観戦(ビジネス上タブーと言われているため贔屓球団は伏せますが、38年ぶりの日本一に涙を流しました。)や美味しい飲食店の開拓など、ありきたりな趣味ばかりでしたが、夫婦で始めた畑も趣味の一つになりつつあります。
畑といっても一から自分たちでやるわけではなく、行政と連携した農家の方が苗や種の準備、栽培の指導をしてくださり、時には畝作りや平日の管理も手伝ってくれます。ただ、それでも8畝を管理するのはなかなか骨が折れるもので、作業後はクタクタになり、貴重な土曜日の昼間を昼寝して過ごしてしまうこともしばしばです。それでも、スーパーでしか見たことのなかった野菜が、実際に土から育っている様子を見るのは新鮮で、自分たちで収穫した野菜を食べる時間は何ものにも代え難いと感じています。
また、料理も趣味になりつつあります。一人暮らしのときは自炊を全くせず、家に冷蔵庫もなく、ガス栓も閉めているような状態でしたが、大量に収穫した野菜(夏場は、一度の収穫で冷蔵庫の野菜室が埋まります。)を何とか消費しようと料理をしているうちに、その楽しさに目覚めました。最近では、ゲーム業界でいうところのRTA(リアルタイムアタック)感覚で、いかに効率よく料理を仕上げるかを楽しんでいます。前回よりも早く、そして料理が完成するまでに洗い物をすべて終えていることを自分へのミッションとして課し、工程を逆算しながら作業しているのですが、これが良い頭の切り替えになり、勉強や仕事の合間のちょうど良い息抜きになっています。

最後に、美味しい飲食店開拓も趣味と書きましたので、入所してからランチに愛用している「よかろう」をご紹介いたします。「だんだんめん」という担々麺とはまたちょっと違う麺類なのですが、独特の風味と辛さが癖になり、いつの間にかほぼ毎日通うほどハマっています。ご飯とたくあんが無料なのも有難く、午後からの執務の活力となっています。当事務所にいらっしゃった際は、是非お立ち寄りください。
今後ともよろしくお願いいたします。



『入所のご挨拶』
文責 田中友理


78期司法修習を終えて本年4月に入所しました、田中友理と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

1年間の司法修習では、第一希望だった仙台(とはいえ、強いこだわりがあったわけではなく、ご飯がおいしそうだからという安直な理由だったのですが)で、実務修習の全カリキュラムを履修することができました。
仙台には全く縁がなかったのですが、仙台の人々の人柄は皆おだやかで、ほどよくドライな点が、マイペースな私にはとても合っていたように思います。東京のような忙しなさがない一方で、東北最大の都市ということもあり、仙台駅周辺はもちろん、そこから碁盤の目のように広がるアーケードには多くの店舗が立ち並んでおり、1年を通して全く不便を感じることはありませんでした。
何より、仙台は(期待通り)食に恵まれたまち、というのが魅力的でした。日本酒やせり鍋、牛タンといった東北・仙台ならではの名物に囲まれて、1年間で胃袋がずいぶん大きくなってしまったように思います。 今回は、特に印象に残った牛タンについてお話ししてみようと思います。

仙台市内には、牛タンの専門店が多く立ち並んでいます。値段も幅広く、またその味付けも店によって特色がありますが、私のおすすめは「閣」というお店です。
牛タンは一般的には塩味を付けて焼いた状態で提供されますが、閣の牛タンは分厚いのはもちろん、その味付けが他のどのお店よりも白米に合う塩加減で、癖になって何回も通ってしまうおいしさです。初めて食べたとき、これまで食べていたのは牛タンと名のついた下敷きだったのだなと衝撃を受けました。
また、閣にはほかのお店ではあまり見かけない「牛タンのたたき」というメニューも存在します。レモンでさっぱりと食べることのできるこのメニューは、前述した塩味の牛タンにも引けを取らぬおいしさで、この2つのメニューがあれば、女性でも大盛のご飯をぺろりと平らげてしまうようなおいしさだと思います。

このように、閣の牛タンにすっかり魅了されてしまった私ですが、何度も通ううちに、閣では牛タンの「焼き手」なる人物の名前が掲示されていることに気づきました。私は特にKさんという方の焼く牛タンが大好きで、店を訪れた際にその方の名前を見るとガッツポーズしてしまうほどなのですが、同じ牛タンという素材を使っていても、焼き手の技術によってそのおいしさにより磨きがかかるという、まさに職人技を、肌で体感した瞬間でした。
修習を終えて4月に入所したばかりの新人ですが、目標は高く、Kさんのように「この人に焼いてほしい!」「この人にお仕事を任せたい!」と思っていただけるような、職人技を身につけた弁護士になりたいと思っています。改めまして、どうぞよろしくお願いいたします。


・本ニュースレターは、クライアントの皆様への一般的な情報提供を目的とするもので、法的アドバイスを提供するものではありません。個別案件については当事務所の中田弁護士あるいは水落弁護士までご相談ください。
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